鉄と貧血

貧血の時に「鉄分を多く含むものを食べなさい」と言われるのはどうしてかみなさん知っていますか? それは、ヘモグロビンという血液の成分の中に鉄が含まれているからです

鉄と貧血

2012/04/01

貧血の時に「鉄分を多く含むものを食べなさい」と言われるのはどうしてかみなさん知っていますか?

それは、ヘモグロビンという血液の成分の中に鉄が含まれているからです。
ヘモグロビン1g中に3.4mgの鉄が含まれているのですが、男性と女性ではどちらが鉄を不足しやすいでしょうか。
もちろん女性ですね。女性は生理があり男性よりも血液が多く必要とします。
また、生理のほかにも妊娠、出産、授乳でも鉄欠乏を起しやすいのです。

なんと成人女性の8%は鉄欠乏性貧血といわれています。

鉄欠乏性貧血とは、鉄の需要と供給のバランスが崩れて鉄が不足したときに起こる貧血のことをいいます。
他にも巨血芽球性貧血や再生不良性貧血、溶血性貧血があります。

全貧血患者の中で半分を占めるのが鉄欠乏性貧血なんです。鉄欠乏性貧血は他の貧血と違って、鉄の摂取だけで改善されることが多いので食生活がかなり重要となってきます。

では、貧血になるとどうなるのでしょうか。
最初は自覚症状がほとんどありません。でもひどくなってくると、ちょっとした運動で息切れしたり、めまいや肩こり、頭痛が起こってきます。さらに、舌に炎症が起こったり爪が割れたりしてきます。

鉄欠乏性貧血は単純に鉄の補給で治る場合が多く食生活が重要となってきます。
また、ビタミンB12や葉酸の不足で起こる悪性貧血も栄養バランスの偏りで起こるので毎日の食生活には気をつけたいものです。